医療系研究科博士課程4年 瀧上 悠

大学院医療系研究科4年の瀧上悠と申します。 この度2024年3月8日から同月10日まで開催された第88回 日本循環器学会学術集会(JCS 2024)で発表して参りましたので報告いたします。

今回は神戸での開催となり、当科からは各班大学院生の発表をはじめとし、阿古教授・各スタッフの先生方がシンポジウム、ランチョンセミナー、座長等々で大変活躍されておりました。

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写真1:予定の合う先生達で記念撮影。集合時間に間に合わず、筆者不在ですが・・・。

私は”Prognostic impact of sustained NT-proBNP improvement after initiation of Sacubitril/Valsartan”という演題で発表を行いました。こちらはREVIEW-HF (Real-World Evidence of Angiotensin Receptor-Neprilysin Inhibitor in Patients with Heart Failure)という国内19施設で行われたSacubitril/Valsartanの後ろ向き観察研究のサブ解析となり、HFrEF患者におけるSacubitril/Valsartan投与後のNT-proBNPの推移と心血管予後の関係について報告して参りました。当日は朝9時からのセッションという事もあり、朝6時起きでホテルに備え付けられたサウナで入念に整えてからの会場入りとなりました。会場には1時間前には到着し、準備は万端でしたが、ポスター貼付けのために屈んだ際にスーツのズボンが破けるというハプニングに見舞われてしまいました。想像もし得なかった事態にPSVTでも起きたのかと疑うほどに高まった胸の鼓動を自覚しましたが、ズボンを縫うわけにもいかず、ただただ現実を受けいれ、発表する事だけに集中することとしました。発表直前には池田先生にお会いすることができ「まあ、大丈夫だよ」という、最高の激励をいただく事が出来た甲斐もあり、恐らくsinus rhythmに復帰することに成功し、落ち着いて発表することが出来たと信じております。ハプニングには見舞われましたが、なんとか無事に終えることができ、プレゼンテーションの準備の大切さを改めて実感するとともに今後も英語の勉強には励まなければならないと痛感し、座長の先生方から頂いた鋭い質問を糧に論文化に向けて更なるbrush-upが出来ればと思っております。

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写真2: 笑顔で乗り切りました。

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写真3: 同期の小木曽先生。指導医の深谷先生と。

また、何より今回のJCSでは様々な出会い・交流を持つことが出来ました。鍋田先生にお誘い頂いた食事会ではSNS界隈で非常にご高名な先生方とお食事をご一緒することができ、北里先生がchairperson、鍋田先生がadvisorを務められた海外留学ネットワーキングセミナーでは実際に海外留学されていた全国の先生方や同年代の海外留学を志している循環器内科医との交流を持つことが出来ました。私は卒後9年目となりますが、生粋の北里っ子であり、なかなか他医局・他施設の先生方と交流を持つ機会がなかったため、この様な出会いがあったことも、今回のJCSでの大変貴重な経験になったと思っております。また、JCS開催中の夜は医局の先生方との交流も更に深めることが出来ました。心不全班の先生方とは連日一緒に過ごすことができ、2日目の夜には和泉前教授や出向中の先生方も食事会に参加して下さり、大変楽しい会となりました。

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写真4: 初日の夜は鉄板焼きに行きました。

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写真5: 2日目の二次会の後の一枚。

読み返してみますと、瀧上は大学院生としてきちんと学んでいるのか?と心配になるような報告となってしまいましたが、今後もつぶやきの場で学術活動を中心に皆様に報告できればと思っております。

最後になりますが、今回の学会発表につき、ご指導いただいた石井先生をはじめとした心不全班の先生方、阿古教授にこの場を借りて感謝申し上げます。