医療系研究科博士課程2年 中原 翔平 大学院医療系研究科2年 中原翔平と申します。 2025年3月28日-30日にかけて、第89回日本循環器学会学術集会(JCS2025)がパシフィコ横浜で開催されました(写真1)。初日-2日目はあいにくの雨で肌寒い気候でしたが、最終日は晴れ間を見せてくれました。総参加登録者は約19,500名まで達し、本学会の副題名でもある「私たちは循環器が好き - We Love Cardiovascular (CV) Science -」を物語るかのように、会場は参加者や協賛企業ブースで活気に満ち溢れていました。

写真1 本年は心不全治療における最新薬物療法(mavacamtenなど)のエビデンスや、AIを活用した心血管画像診断、高齢者心疾患に対する個別化医療やフレイル評価の重要性などに焦点が当てられました。また、学会開催と同時に心不全診療ガイドラインや心臓移植、末梢動脈疾患、成人先天性心疾患診療ガイドラインなど多くのガイドラインが改定されたこともトピックとして挙げられました。 当教室からも多くの先生が研究発表や座長、ディスカッサント、その他のロールを務められました(写真2-3)。

写真2

写真3
大学院生からは、心不全班の私から1演題、心不全班大学院3年の飯倉早映子先生から2演題、発表の機会をいただきました。 私は「Bleeding Risk of Concomitant Impella Use in Patients with Cardiogenic Shock Receiving VA-ECMO」の演題名でポスター発表を行いました(写真4)。初めて大規模な学会で発表させていただくこともあり、始めは緊張しておりましたが、座長や聴衆の先生方から多くの質問をいただき、活発な議論のうちに終えることができました。

写真4
飯倉先生は今注目のImpellaやECMOを中心としたShockのセッションで2演題かつ両方とも英語発表(ポスター、オーラル)で、指導医の池田祐毅先生が片方は座長、もう片方は同じ発表者という環境下で堂々たる発表を成し遂げ、聴衆の興味を惹きつける素晴らしい発表で流石の一言でした(写真5)。

写真5
その他にも、当院内科専門外来の看護師さんからACPに関する発表や、当教室の関連病院で、現在阿古教授が病院長としてお勤めになられている北里大学メディカルセンターの薬剤師さん、理学療法士さんもポスター発表をされており、どれも素晴らしい発表でした。 最後に集合して写真撮影

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阿古教授も合流し、参加してくれた初期研修医の先生ともう一枚(写真7)

写真7
今回は3月最終週かつ近隣での開催だったこともあり、年度末の仕事に追われながらの参加となった先生方も多く、タイミングが合わず全員集合は叶いませんでしたが、来年のJCS2026では福岡の地で集まれることを願っております。 最後になりますが、今回大学院1年生からこのような大きな学会で発表のチャンスを頂いた指導医の池田先生、様々なアドバイスをくださった阿古教授、心不全班の先生方に感謝し、今回の報告とさせていただきます。